医院クリニック新築設計事例
医院名 | はんだ脳神経内科クリニック |
所在地 | 愛知県半田市青山5丁目1番5 |
診療科目 | 脳神経内科 |
クリニック待合室
今回クリニックを建てるにあたり、院長様が最もこだわられたのがこの待合室でした。
従来の無機質でどこか冷たい印象を受けるクリニックの待合室とは一線を画す、木の温かみを感じる居心地の良さ。目指したのはまるでカフェのような待合室。
コンセプトは『The place that can relax most. 〜最もくつろげる空間〜』。
体の辛い患者様、付き添いのご家族の皆様の緊張をやわらげ、少しでもくつろいでいただける場所にしたい。そんな院長様の想いを具現化した素敵な待合室になりました。
待合室の中央にははんだ脳神経内科クリニックの象徴とも言える特大テーブルを配置。
「この木なんの木気になる木」のTVCMで有名なモンキーポッドという大木の無垢板を使用しました。
窓際の椅子に座れば四季の移ろいや風に揺れる緑の葉が患者様の心を落ち着かせてくれます。
クリニック外観
外観はクラシカルなレンガとガラスという異なるテクスチャーをミックスさせたモダンでシンプルなデザインを採用。
今回赤レンガを外観に使用した理由。それは、赤レンガが半田市の象徴的存在だからです。
半田市には明治31年に建てられた『半田赤レンガ建物』という名所が今もなお地元の人に愛されています。
はんだ脳神経内科クリニックも半田市の皆様に愛されるクリニックになってほしい。
そんな願いを込め、院長様と二人三脚で納得のいく赤レンガを探し歩き、やっと見つけた赤レンガは職人が一枚一枚丹精込めて焼き上げた希少な逸品。
これから長い年月を重ね、この町の思い出とともに味わい深い色合いとなっていくことでしょう。
クリニックエントランス
まるで高級マンションのようなシックなエントランス。
雨の日でも車を寄せて降りれば傘をささずに入れる安心の巨大なキャノピー(屋根)で患者様をお出迎えします。
キャノピーをグッと締める黒のスチールにもこだわりが。
従来、スチールにペンキで塗装をすると錆びやすく、また剥がれやすいという欠点がありました。
そこで黒亜鉛メッキで特殊なコーディングを施す事で錆びにくく剥がれない漆黒のスチールが出来上がりました。
細かい工夫ですが、長年クリニックを運営する上で建物の補修は最低限に抑えたいところ。建築のランニングコストを最小化するのもK総合設計の信条です。
クリニック受付
受付にはカバンや荷物を置いて精算できるように荷物置きの台を設置しました。
クリニック診察室
シンプルながらも動作のムダが出ないよう計算された診察室。
クリニック処置室
機器は全て壁側の棚に集める事で作業効率と空間効率を向上。
また、診察室から処置室まで最短で移動できる動線で日々のムダを排除し効率の良い医療提供を実現します。
クリニック外観(ライトアップ)
夜になり建物をライトアップすると日中とはまた異なった趣に…
ライトに照らされた赤レンガが複雑な陰影を映し出す雰囲気はどこかノスタルジック。
半田市の象徴である赤レンガを使い、昼と夜で異なる印象的なファサードに仕上がったはんだ脳神経内科クリニック様。
建物自体が町のシンボルとなり、患者様やそのご家族が迷わずに来院され、一人でも多くの方の病の悩みがここで解消されることを願っています。
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後で後悔しない為にも、クリニック専門の一級建築士にご相談ください。
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